About Horoscope

ホロスコープとは
星占いで使う図のことです。この図を読んでいくのが星占い♪
星占いと言っても、西洋占星術、インド式、中国式など色々ありますが、ここでは西洋占星術のお話しをしますね。
個人の運勢を占うホロスコープは、その人が生まれたその瞬間にどんな空の下にいたのかを図にしたもので、出生図とかネイタルチャート、バースチャートなどと呼ばれています。
この出生図を正確に描くには、生年月日、出生時間、出生場所が必要になります。
特に星は動いているので、出生時間は結構大事な情報です。
母子手帳や、へその緒の箱の裏などに記載があるので、確認してみてくださいね。

人生を動かすのは自分自身
12星座を時計の文字盤だとすると、10個の星が時間を刻んでいくその一瞬を捉えるのがホロスコープです。
よく「幸運の星の下に生まれる」とか言いますが、ホロスコープはまさにうまれた瞬間、どんな空の下にいたのかを表す図です。
でも、幸運の星の下って言っても、何が幸運か、何が幸せなのかはその人が決めることです。
ホロスコープには「良い」も「悪い」もありません。
ご自身のホロスコープを見て、足りないと思うところがあるなら補う、ありすぎて困るところがあるなら「控える」ことを意識すれば良いと思います。
何が自分にとって幸せなのかを知ったうえで、客観的に自分自身を見て、「だからこうしていく!」という風に、自分の望む方向に運命を動かしていくという気持ちでホロスコープを使えたらいいなと思います。
ちなみに、雑誌等に載っている12星座の星占いは、生まれた時の太陽の位置がどの星座にあったのかで見ているものです。実際は残り9天体あるので、それらがどこに位置しているのかも見て、全ての天体を生きていけるように、読んでいくともっと面白いです♪
無料でホロスコープを作れるサイトもありますので、ご自身のホロスコープをご覧になってみてください。

ホロスコープで見るところは?

まず星と言ってもたくさんありますが、占星術で使うのは主に10個で、これを天体と呼びその人の意識を表しています。
ホロスコープを詳しく見る前に、10天体がどの星座に入っているのかでざっくりとどんな性質なのかを見ていきます。
2区分: 陰・陽
3区分: 活動宮・固定宮・柔軟宮
4元素: 火・土・風・水
【2区分】:性質の傾向
陽(男性性) 外交的で積極的:牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座
陰(女性性) 内向的で受け身:牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座
【3区分】:行動パターン
活動宮:物事をスタートさせる勢いがあり、決断力、状況を活性化していく力がある ⇔ 維持する能力は弱い
固定宮:出来上がったものを維持する力がある ⇔ 変化の多い場所には向かない
柔軟宮:人や状況に合わせて臨機応変に対応する力がある ⇔ 決断力、風当りの強い場所に弱い
【4元素】:重視する価値観
火:アイデア、情熱のあるタイプ
土:安定性、実質、を重視するタイプ
風:個人を主張せず、情報や流通に強いタイプ
水:思いやり、情感を大切にするタイプ
1つの区分や、1つの元素にたくさん天体があれば、その部分が発達していると読めますし、逆に足りない部分もあるということです。
どこの要素にもまんべんなく天体があれば、バランスが取れている、応用力や、柔軟性があると読めます。
12ハウス=現実の現場
天体がどこのハウスにあるのかで、実際のどの場所で能力を使っていくのかを読みます。
12星座=性格を表します
10天体がどの星座に位置しているのかでキャラクターや価値観を見ます。
牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座
アスペクト=天体と天体の間で働く力
天体がどんな角度で位置しているのかを見ます。
これは星と星がある角度をとる時に特別な意味ができるという考え方です。
その他にもホロスコープを読むためのポイントがいくつかあります。